「Progateなんてやっても、エンジニアにはなれないよ」

「エンジニアになりたいなら、まずはProgateから始めようかな…」 そう思って検索してみると、こんなネガティブな言葉が目に飛び込んできませんか?

Progateだけじゃ実務では通用しない」 「Progateを何周しても意味ない

これらの言葉を見て、「じゃあ、やるだけ時間の無駄なのかな…」と不安になり、最初の一歩を踏み出せずにいませんか?

酒井智樹

はじめまして。
このブログ「のーこーどキャリア」を運営している、酒井 智樹です。

普段は、「社員が笑ってはたらける企業を増やしたい」という想いで、IT利活用とセキュリティ対策の支援を行う”株式会社WITHWIT”を経営しています。

私自身、かつて「エンジニア=プログラミング」と信じ込み、独学でプログラミングに挑戦しては挫折し、「自分には才能がないんだ」と絶望した経験を持つ一人です。

そんな私だからこそ、断言します。 「Progateは意味ない」というのは、大きな間違いです。

確かに、Progateだけでプロのエンジニアになれるわけではありません。 しかし、Progateには、未経験者がエンジニアを目指す上で、「50万円のスクール代」をドブに捨てるリスクを回避するための、極めて重要な役割があるのです。

この記事では、なぜProgateが未経験者にとって「最強の適性判断ツール」なのか、そして、万が一そこで「向いてない」と分かったとしても、エンジニアへの道を諦める必要はない理由について、私の実体験を交えてお話しします。

なぜ、「Progateは意味ない」と言われるのか?

https://prog-8.com

まず、なぜ世間では「意味ない」と言われるのでしょうか。 それは、多くの人がProgateの「使い方」を間違えているからです。

  • 間違い:
    Progateを「プロのスキルを身につけるための教材」だと思っている。
  • 正解:
    Progateは「プログラミングという『遊び』を体験し、自分がそれを楽しめるかを確認するための『体験版』」である。

Progateは、自転車で言えば「補助輪付き」の状態です。 補助輪付きでどれだけ速く走れても、補助輪を外して公道を走れる(=実務をこなす)ようにはなりません。 だから、「実務スキルがつかない=意味ない」と言われてしまうのです。

しかし、自転車に乗ったことがない人が、いきなり補助輪なしで乗ろうとすれば、転んで大怪我をしますよね? エンジニアへのキャリアチェンジも同じです。いきなり高額なスクールや難解な専門書に手を出すのは、大怪我のもとなのです。

Progateが「最強の適性判断ツール」である3つの理由

では、なぜ私が、これからエンジニアを目指す全員に「まずはProgateをやってみて!」と強く勧めるのか。 その理由は、以下の3つです。

理由1:50万円のリスクを、たった1,490円で回避できる

プログラミングスクールの相場は、安くても30万円、高いと80万円ほどします。 もし、あなたが大金を払って入学した後に、「あ、自分、コード書くの嫌いだわ…」と気づいたらどうなるでしょうか? お金は戻ってきません。残るのは、借金と後悔だけです。

Progateなら、月額たったの1,490円(無料プランもあります)で始められます。 もし「向いてない」と分かっても、失うのはランチ1回分のお金だけ。 「自分にプログラミングの適性があるか」をテストするための費用として、これほどコスパの良い投資はありません。

理由2:「環境構築」という最初の挫折ポイントがない

プログラミング学習の最初の壁は、コードを書くことではありません。 自分のパソコンにプログラミングができる環境を作る「環境構築」です。 多くの初心者が、コードを1行も書く前に、ここでエラーが出て挫折します。(私もそうでした…)

しかし、Progateはブラウザ上ですぐにコードを書き始められます。 面倒な準備は一切不要。純粋に「コードを書いて動かす楽しさ」だけを体験できるのです。

理由3:「楽しい」か「苦痛」か、白黒はっきりつけられる

これが最も重要です。 Progateの初級編をやってみて、あなたの心はどう動きましたか?

  • Aパターン: 「うわ、自分が書いた文字が画面に動いた!すげー!もっとやりたい!」
  • Bパターン: 「……で? これが動いたから何なの? 地味だし、面倒くさい…」

もしAパターンなら、おめでとうございます!あなたにはプログラミングの適性があります。迷わずスクールなり独学なり、次のステップへ進んでください。

しかし、もし私のようにBパターンだったとしても、落ち込む必要はありません。 あなたは、「自分にはプログラミング開発の適性は低い」という重要な事実を、最小限のコストで知ることができたのですから。

もし、Progateで「面白くない」と感じたら?

「やってみたけど、全然楽しくなかった…」 「やっぱり、自分はエンジニアには向いてないんだ…」

そう思って、キャリアチェンジを諦めようとしていませんか? ちょっと待ってください。

「プログラミングが向いていない」ことと、「エンジニアに向いていない」ことは、イコールではありません。

私自身、プログラミング学習には挫折しました。「Hello World」と表示させて満足し、その先の複雑なロジックには全く興味が持てませんでした。 しかし、今の私は、エンジニアとして独立し、会社まで経営しています。

なぜか? それは、IT業界には「プログラミングを使わないエンジニア(ノーコードエンジニア)」という道が存在するからです。

プログラミングがダメだったあなたへ送る「抜け道」

もし、あなたがProgateで挫折したとしても、 「お客様の困りごとを解決したい」 「ITの力で、世の中を便利にしたい」 という想いがあるなら、あなたはエンジニアになれます。

その答えが、私が専門とする「クラウドエンジニア(Microsoft 365エンジニア)」という職種です。 ここでは、コードを書く力よりも、「どの機能をどう組み合わせれば、業務が楽になるか」を考える力(=あなたの営業経験!)が求められます。

プログラミング適性がなかった私が、どうやってエンジニアになり、年収を3倍にしたのか。 その「抜け道」の全貌は、こちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ:Progateはあなたの適正判断ツール

Progate 意味ない」 そんな外野の声は無視して大丈夫です。

Progateは、あなたがエンジニアという未知の世界に足を踏み入れるための、最も安全で、最も確実な「適正判断ツール」です。

  • 楽しかったら、プログラマーの道へ進めばいい。
  • 楽しくなかったら、プログラミング不要のエンジニア(M365など)の道へ進めばいい。

どちらに転んでも、あなたのキャリアは前に進みます。 一番の失敗は、「意味ないのかな…」と悩んで、何も行動しないことです。

まずは今週末、無料プランでいいので、Progateに登録してみてください。 その小さなアクションが、あなたの適性を明らかにし、迷いのないキャリア選択へと導いてくれるはずです。

Progate:https://prog-8.com

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