金曜日の夕方、チャットに届く「今日、飲みに行かないか?」という通知。 その瞬間、あなたの心に浮かぶのは、喜びでしょうか? それとも、ずっしりと重い「憂鬱」でしょうか。

「行きたくないなぁ…」
「この5000円があれば、あれが買えるのに…」
「愚痴を聞かされて終わる2時間、無駄だよなぁ…」

もしあなたが、会社の飲み会に対して「無駄」という感情を抱いているなら。 まずは、その感覚を全力で肯定してください。 あなたのその直感は、100%正しいです。

こんにちは。このブログを運営している酒井です。

私は現在、Microsoft 365の専門家として会社を経営していますが、かつては大手通信会社の営業として、「飲み会に参加すること」も仕事のうちだと思い込み、必死に愛想笑いを浮かべていた時期がありました。

しかし、ある日「この飲み会は無駄だ」と認め、勇気を出して断った瞬間から、私の人生は劇的に変わり始めました。

この記事では、なぜ「飲み会が無駄」だと感じることが、キャリアアップの重要なサインなのか。 そして、飲み会を断ることで手に入れた「5000円」と「2時間」を何に使えば、あなたの将来の不安が消え、年収が上がっていくのか。 私の実体験(年収3倍になった話)を交えて、具体的にお話しします。

なぜ、あなたは飲み会を「無駄」と感じるのか?

あなたが飲み会を「無駄」と感じる理由は、単に「お金がもったいない」からだけではありません。 もっと深いところで、「この時間に、未来への生産性がない」ことを見抜いているからです。

「愚痴」は、あなたの市場価値を下げ続ける

会社の飲み会で話題になることと言えば、たいてい決まっています。 上司の悪口、会社の愚痴、給料への不満、そして「昔は良かった」という武勇伝。

厳しいことを言いますが、これらの話を聞いていても、あなたのスキルは1ミリも伸びません。 それどころか、「会社が悪い」「環境が悪い」という他責思考が伝染し、あなたのマインドセットを腐らせていきます。 (私はこれを「思考の汚染」と呼んでいます。本当に怖いです)

「5000円」の重みを知っているから

30代の営業職にとって、手取りの給料から捻出する「5000円」は、決して安い金額ではありません。 その5000円があれば、美味しいランチが3回食べられる。読みたかった本が3冊買える。欲しかったガジェットの足しになる。

その貴重なお金を、楽しくもない時間と、翌日の二日酔いのためにドブに捨てる。 その行為に対する「自分への裏切り感」こそが、「無駄」という感情の正体なのです。

私の転機:「1万円の飲み会」と「800円のサウナ」

私がまだ年収300万円台の営業だった頃、一番の悩みは「お金」でした。 毎月カツカツで、将来への貯金もできない。

ある時、上司から誘われた「ちょっといい店」での飲み会。会費は1万円と言われました。 当時の私にとって、1万円は大金です。 一方で、私にとっての最高のご褒美は、近所の銭湯にある「800円のサウナ」でした。

「行きたくない飲み会に1万円払い、翌日は自己嫌悪で潰れる」
「大好きなサウナに800円払い、心身ともに整って、最高の気分で帰る」

この2つを天秤にかけた時、私は初めて、心の底から思いました。 「あ、飲み会に行くの、やめよう」と。

断るのは怖かったです。「付き合いが悪い」と思われるかもしれない。出世に響くかもしれない。 でも、その恐怖よりも、「自分のお金と時間を、自分のために使いたい」という欲求が勝ったのです。

飲み会を断って、何をしたか?(ここが一番大事)

「飲み会は無駄だ」と気づいたあなたが、次にやるべきこと。 それは、浮いたお金と時間を、単に貯金するのではなく、「未来の自分」へ投資することです。

私が飲み会を断った夜、その足で何をしたか? 本屋に行き、ITの入門書を3冊買いました。

お釣りは数千円。時間はたっぷり2時間あります。 カフェに入り、コーヒーを飲みながら、買ったばかりの本を開きました。

「へぇ、インターネットってこういう仕組みなんだ」 「サーバーって、こういう役割なのか」

飲み会で上司の愚痴を聞いていたら、絶対に得られなかった「新しい知識」が、私の脳に入ってくる。 その高揚感は、今でも忘れられません。

たった数千円と数時間。 しかし、この「飲み会を断り、勉強した」という小さな成功体験が、私の人生の分岐点になりました。

この夜に学んだ知識が、後の「Microsoft 365エンジニア」へのキャリアチェンジを支える土台となり、結果として、会社員時代の年収の3倍を稼ぎ出すフリーランスとしての成功に繋がっていったのです。

飲み会1回分のコストは、未来の年収1000万円を生み出す「種銭」になり得るのです。

あなたの価値を「再投資」する、具体的なアクション

「でも、何をすればいいか分からない…」 そんなあなたに、今日からできる「飲み会代わりの自己投資」を3つ提案します。

本を買う(知識への投資)

最もコスパの良い投資です。飲み会1回分(5000円)あれば、専門書が2〜3冊買えます。 もしあなたが「営業からエンジニア」に興味があるなら、以下のジャンルの本をおすすめします。

  • 「図解でわかるネットワークの仕組み」系(ITリテラシーの土台になります)
  • 「Microsoft 365活用ガイド」系(明日からの仕事ですぐに使えます)
  • 「エッセンシャル思考」などの自己啓発書(無駄を捨てる思考が身につきます)

有料の学習サービスを使う(スキルへの投資)

「Udemy」などのオンライン学習プラットフォームでは、数千円で質の高い動画講座が購入できます。 飲み会に行っているはずの2時間で、動画を見ながら手を動かせば、あなたは「Excelのマクロが組める人」や「Power Automateで自動化ができる人」に進化できます。

「一人の時間」を買う(思考への投資)

お気に入りのカフェに行き、ノートを広げて、これからのキャリアについてじっくり考える。 あるいは、私のようにサウナに行って、頭を空っぽにする。 この「自分と向き合う時間」こそが、忙しい営業職が最も確保すべき、貴重なリソースです。

まとめ:「付き合い」よりも「未来」を選ぼう

飲み会 無駄」 その検索キーワードを打ち込んだ時点で、あなたはもう答えに気づいています。

あなたの人生において、会社の飲み会で得られるものは、もう何もありません。 あるのは、お金と時間の浪費と、精神的な摩耗だけです。

勇気を出して、「今日は予定があります」と断ってみてください。 (「勉強する」と言う必要はありません。「予定」で十分です)

そして、その浮いたお金と時間で、自分の好きなことをしたり、新しいスキルを学んだりしてください。 その小さな「選択」の積み重ねが、数年後、あなたを想像もしていなかった「自由で豊かな場所」へと連れて行ってくれるはずです。

飲み会の誘いを断ったその瞬間が、あなたの新しい人生の始まりです。

さあ、今日は浮いた5000円で、何の本を買いますか?